「世紀のプロジェクト」(郷土大学叢書10)
〜国際ハイウェイ──その理念と日本の果たす役割〜
千葉大名誉教授・理学博士
清水馨八郎
全国教授勝共講師団 発行
1989年5月24日

清水馨八郎(しみず・けいはちろう)
1919年山梨県生まれ。1944年東京文理大(現筑波大)理学部地理学科卒。1947年千葉師範大助教授、1951年千葉大助教授を経て、千葉大名誉教授。理学博士。元経済企画庁・国民生活審議会委員。著書に「爆発する都市」(講談社)、「東京大地震」(池田書店)、「日本列島再発見」(角川書店)、「よみがえれ日本」(日本精神修養会)、「日本人が忘れてしまった日本文明の真価」(祥伝社)、「侵略の世界史」(祥伝社)等多数。日韓トンネル研究会常任理事。
<表紙巻頭言>
日本が天の経綸に応えて、従来の覇道ではなく王道でパックス・ジャポニカの使命を果たすことができれば、わが国は人類史上に第三の奇跡を残すことになろう。

目次

・ まえがき
・ シルクロードの恵みを受けた日本
・ 大構想には理念の構築が必要
・ 東西南北問題の解決をめざして〜文鮮明師がハイウェイ構想発表〜
・ 人類にとって道(ハイウェイ)とは何か
・ 巨大プロジェクトとその意義
・ 戦前にもあった雄大な構想
・ 道路交通網の整備
・ 日韓トンネル構想の理念
・ 日韓版“恩讐の彼方に”
・ 英仏海峡(ドーバー海峡)トンネル
・ 文鮮明師のビジョン〜国境を超えた世界を実現〜
・ 壱岐の未来を考える
・ 壱岐の島の生きる道
・ 対馬を視察して
・ 対馬までの道は国内問題
・ 瀬戸大橋を渡って
・ 日本の国際的使命〜神の祝福、経綸にこたえよ〜