36万家庭合同祝福結婚式(1995.8.25)

祝辞の一部を抜粋
前韓国国会議長 李萬燮 
全地球村に愛を宣べ伝えていく家庭に
私たちは今、新しい世紀を迎え、確固たる歴史的招命をもって世界平和を定着していかなければなりません。
このような恒久的な平和は、個人の精神的覚醒をパターンとして有神論が基本とならなければいけないし、その核心は人倫道徳をパターンとして、家庭の価値を最優先する家族主義から出発しなければいけません。さらに進んで、社会の根となっているそれぞれの個人と家族たちが、正しい人間の価値観を持ち、利他主義という立場に立つとするならば、すべての社会、国家、世界が愛の力によって一つになることができると思います。このような聖なる出発が、この場所からなされることを確信します。
元コスタリカ大統領 ロドリゴ・カラソ 
国際結婚こそ世界人類の偉大な希望
現代は理想を共にして新しい未来を築く時が来ています。
愛の原理を中心として他のために生きるという理想がどんなに素晴らしいことでしょうか。きょう、こうして歴史的な出来事が起こっています。ソウルに集った人々だけでなく、サテライトを通して参加している国際結婚が、世界人類にとって偉大な希望となることと思います。そしてここに、さまざまな国や民族が永遠に一つになる道があるのです。
筑波大名誉教授・日大教授 高橋磐郎 
人類史上空前の快挙
「祝福」(合同祝福結婚式)は人類歴史上、空前の快挙です。文鮮明師は、政界、経済界、学界、言論界に大きな影響を与えるさまざまな事業をしてこられましたが、祝福こそ師の本命、つまり天命であるといえます。祝福の時は全霊を結集して事に当たられると聞いています。
しかし
祝福がなぜこれほど大きな価値をもつかを知るためには、深い人間認識が必要です。人類の現状は混迷と殺戮(さつりく)に満ちています。一時的には一見平和に見える国民や民族があるにしても、そこにはエゴの枠に閉じ込められた汲々(きゅうきゅう)たる生活があるのみで、心からの肯定と歓喜に満ちた生はありません。
その根本原因は人類始祖の姦淫(かんいん)による罪、つまり原罪による神からの離反にあり、これこそが人類の矛盾と諸悪の根源であります。
この人類を神に返し、真に生かすにはどうしたらよいか。これこそ神の、そして人類を憂える識者たちの長い長い闘いであったこと、そしてその闘いの勝利の旗頭として来られた方こそイエス・キリストであったのです。
しかし、こともあろうに、ユダヤ民族はイエス様を極悪人として極刑に処してしまったのです。これほどの悲劇、神の悲しみがあり得たでしょうか。しかし
2000年後、企てたことは必ず成し遂げられる神は、文鮮明師をこの地上に送られたのです。そしてようやくにして人類を神に返す第一歩たる「祝福」がこの地上に実現し、既に何十万組かの方々が祝福によって新生されたのです。歴史はこの快挙を何とたたえたらよいでしょうか。
京大名誉教授・東京電気大教授 一松信 
新時代の幕開け
世紀の大祝典が開催されました。全世界に衛星中継されますが、特にソウルではこの前後に第二回世界文化体育大典が開催されました。新時代の幕開けを感じます。今年は思いがけない「宗教団体」の事件のためか、マスコミもあまり報道していません。
一部に反対運動があるようですが、本紙(中和新聞)の読者諸賢は、この大典の摂理的意義をよくご理解くだされており、「雑音」に迷わされることはないと信じます。この祝福をお受けになった全世界の方々に、心からお祝いを申し上げ、末永きご多幸をお祈り申します。