早稲田時代の下宿付近の風景(当時の戸塚町、現在は西新宿)
  (当時の下宿の場所には別の建物がたっている)
下宿の主人だった故三橋孝蔵氏と奥様のイト夫人(1978年9月25日、成田空港)
 三橋イトさん(1904〜2000)
戦前から、韓国人・中国人等の留学生に対して細かい配慮をしながら下宿を営んでおられた三橋孝蔵氏の夫人イトさん)。

三橋イトさんは、いつも統一教会のメンバーを暖かく迎えてくださった。文師の日本留学時代、練炭屋のおじさんが一生懸命アルバイトをする文師に給料を十銭余計にくれたことと、下宿の三橋さん夫婦が非常に親切に接してくれたことが文師の深い思い出になっているということをお伝えしたところ、大きな声をあげて喜ばれた。
戦前、留学生として下宿していた文鮮明師の統一運動について深い関心を持って説明を聞かれた。

写真の韓国工芸品は、文師が三橋さんに贈呈したもの。
1990年の誕生日には、文師がゴルバチョフ大統領に会った際の様子を熱心に聞かれた。

また、1992年の誕生日には、文師が北朝鮮の故郷を訪問することができたこと、金日成主席に会ったことなどを聞かれ、大きな関心を持たれた。
もとの下宿のあった場所の近くで撮影した写真。お元気だった頃に野外で撮った、おそらく最後の写真である。足を悪くされ、このあと入院生活に入られた。

入院中の三橋イトさん

三橋イトさんは霊肉祝福の恵みにあずかられ、2000年7月5日昇華された。
 文先生の学生時代から、一貫して暖かい思いやりを注ぎ続けた人生であった。