これまでの人類史はサタンの支配下にあった、いわば「間違った歴史」だったのですが、21世紀は本当のことが明らかにされ、本当の人間が多数現われてくる時代に突入するのです。そして、統一原理を中心として世界に真実の文明が創造されます。キリスト教を徹底して迫害したはずのローマがキリスト教を自国の国教として取り入れる運命となったように、統一原理を国教とする国家が次々に生じてきます。そして、真実の価値観に基づく神の王国が実現するのです。
 皆さんが21世紀を正しく理解して、神の王国実現のために少しでも何らかの援助をして下さるならば、このホームページも本当に有意義な役割を果たしたということになるでしょう。

 

 実は、神が日本に与えた使命は非常に大きいのです。日本は今後、世界において重大な役割を果たすことになります。そのためにも、世界を支配するユダヤ教やキリスト教に決して詳しいとは言えない外務大臣や総理大臣に日本の運命を任せる時代はまもなく終わるでしょう。日本人は、ユダヤ教とキリスト教の歴史的な流れや教理のカラクリを見破り、世界を本当の意味でリードしなければなりません。日本人はもともと優秀な民族なのですが、戦後の「日教組」による唯物論的な教育が間違っていたために才能が無くなり思考が停止したかのように錯覚しているだけなのです。
 ここで、少し日本史のヒントを述べておきましょう。ユダヤ教の歴史にある120年の王国(サウル・ダビデ・ソロモンの3代)は、キリスト教の歴史ではカール大帝から3代の120年に相当するのですが、日本における「3代の120年」は1868年の明治維新から1989年の昭和天皇崩御までの「明治・大正・昭和の3代120年」に相当するのです。昭和陛下が1988年の暮に生死の間をさまよわれながらも心ある国民からの輸血を受けながら見事に正月(1989年1月1日)を越えて日本の120年を完成された事実は、日本の摂理史上語り尽くし得ないほど偉大なことだったのです。

また、詳しいことは書けませんが1988年に韓国に世界中の人々が結集してソウル・オリンピックを挙行したことも決して偶然などではありません。
 ともかく、日本にとって最大の急務は正しい歴史観を国民に普及せしめ、世界の母親のような使命を全うすることです。そういう意味では、日本の中の特に女性に対しては神が非常に関心を持っておられるとハッキリ断言できます。日本の歴史解釈についても、何から何まで日本の権力者を悪者にしてしまう「自虐史観」も間違いですが、「従軍慰安婦は存在しなかった」というような極端な右翼思想も全く正しくありません。

本来、世界の歴史の中でも日本は原爆による被害を二度も受けながら敵国を許し続けている最高の平和国家であり、クリスチャン以上にクリスチャン的な側面を持つ国なのです。天皇制の真実の由来も天皇陛下の「御聖断」の価値についても、大きな世界史の流れの中でこそ理解されるべきだと思います。
 また、科学・技術や教育などの分野でも日本人は非常に優秀な民族なのです。しかも、特定の宗教を持たない日本こそが世界をまとめる「母親」(エバ)の役割を務める最高の適任者ではないかと私は思うのです。そして、まさにこの日本という国を真に復活させる道は、神の摂理的観点を抜きにしては考えられません。

 これから、いろいろと社会的に混乱が生じたり地球環境においても異変が起きたりするかもしれません。マスコミも、ミーハー族のように騒ぐばかりではもう済まされなくなるでしょう。しかし、そこに唯一揺らぐことのない観点と真実の神への信仰が存在するならば、しかもそこに全ての問題を解決する具体案が存在するならば、やがて人々はそれが何であるかを問い始めるでしょう。