(順不同、ご芳名敬称略)

 統一教会から分派した人々です。但し、「分派」として認められるか否かという問題もありますので、ここでは江本武忠独自の分類において「分派」としたものであることをご了承下さい。したがって、このリストは流動的であるといえます。
●禹明植(「ウーグループ」の創始者、元統一教会6000双祝福家庭)
自分が文鮮明師の庶子であると述べ、自分を通して原罪が清算されると説いています。このグループには内野宏(元統一教会1800双)、松本太(元統一教会6000双)等が中心的な役割を果たしていると言われています。週報「Beautiful Week」、機関誌「omoi」等を発行しています。「ビューティフルファミリー」というNPO法人の責任者もしているらしい。健康食品などの販売活動から統一教会の信者を勧誘することもあります。このグループに関する統一教会の見解等については、教会会員用ページ内「『霊的集団』にご注意ください」を参照。
●中山芳子(「中山グループ」、「天宙統一真の王国連合」)HP
文鮮明師によって創設された「天宙真の父母連合」の名称を盗用し、「文師から霊的に啓示を受けている」と称しながら独自に献金を集めていた団体で、現在は名称を「天宙統一真の王国連合」に変更しているようです(あるいはグループが分裂して新グループを結成したという情報もありますが、詳細は不明です)。個人会員サイトとして「み旨について考える」があります。このグループに関する統一教会側の見解はこちら
●新谷静江(「冨士の会」創立者、元統一教会信者、元天地正教教主)HP
新谷代表は宗教法人天地正教の教祖・川瀬カヨの娘で一時的に教主の立場にあった方で、1978年に統一教会の祝福(既成家庭)を受けています。川瀬カヨ教祖は、1992年5月10日に文鮮明師が「弥勒仏」であるという啓示を受けて全信者に宣布し、新谷代表自身も著書『弥勒の救いが始まった』(キャンパス・シネマ、1997)等で統一原理と文鮮明師による救いを強調しましたが、新谷代表は教祖の没後その教義と方針に離反・分派し、真言宗の寺院で得度した後「海命寺」という教団を設立しました。その信徒会の名前が「冨士の会」です。最近はダイレクトメールなどを統一教会信者に送りつけて勧誘しているようです。